50代主婦、フルタイムで働いていたときの家計状況

ひとりごと

こんにちは。

ご訪問いただきましてありがとうございます。

今回は、私が過去4ヶ月フルタイムで働いていたときの家計はどうであったのか、ふりかえってみようおとおもいます。

8月までは一日4時間のパートでゆる〜く楽しく働いて、月6万〜7万稼がせていただいておりました。

それなのに、ふと魔が差して8時45分から5時15分までのフルタイム、週4日の仕事に転職した私です。

そのお給料は!だいたい月15万円くらいでした。おー!パートの倍以上ですね〜

我が家の家計はどうなったかというと。。。あまり変わらなかった、というか、記憶にない。

と言ったらよいのでしょうか。とにかく疲れて家計簿をつける気も考える気力もなかった。

ユニクロや無印でちょっと買い物した。

夕飯のおかずはほとんどパルシステムの煮魚やお惣菜だった。疲れて家族との外食もめったに行けなかった。

鍋やスリッパやお箸がボロかったので新しく買い替えた。

結婚記念日に八ヶ岳のわんわんパラダイスに一泊した。素敵な景色も疲れすぎてあまり意欲的に見れなかった。

心配した元同僚や友達が元気づけにご飯に誘ってくれて本当に嬉しかった。しかし、顔が疲れているとよけい心配かけてしまった。

どうしても慣れなかったのは、12時から1時間もらっていたお昼休憩について。

これはちょっと語りたいです。笑

まず、社員じゃないからという理由でなぜかお昼の時間をずらすことが許されていませんでしたので、(社員の方々は11時半から、とか1時からとかランチに行っていました。)

12時のキンコンカンの鐘の音(今どき鐘って)がなると同時に、エレベーターへダッシュ!

運が悪ければ満員で3台待ちのエレベーターで階下へ。

ビル内のレストランはすでに長蛇の列。

ビル外も中もベンチは取り合い。

しかたないのでコンビニで買ったおにぎりを、近くの川べりで釣り人を眺めながらかじる寂しさよ。

天気が悪ければ、歩いて15分の駅前のスーパーの休憩エリアで安売りの放送を聞きながら食べることも。

しまいには、ええい!稼いでるんだから好きに使うさ!と駅ビルのPaulやDEAN&DELUCAで2千円くらいのランチを連日。。。

安いところは列が長くて昼休み中に食べれない。

会社の休憩室もあるのですが、これも席をとるのに長蛇の列なんです。空いてる部屋も使えないし、席で食べるのは有りなのですが、仕事してる人も多いし、会話もないし。。。

これが今どきの会社員の一般的な昼休みなんですかー???

社員さんを見ていても、誘い合ってランチに行く人はまれで、しれっといなくなって、気づくと戻ってきて席で寝てる、というパターンでおしゃべりしている人もなし。

時代は変わったのですかね。。。

そんなわけで、4ヶ月間にけっこうお金を使ってはいたのですが、大きな買い物はせず、ちょっとしたへそくりは残せたけれど、生活が潤ったという実感はありませんでした。

常に疲れていて不眠で食欲もあまりなかったからね。

まあ、私はちょっと自立神経のバランスを崩したくらいの理由で仕事をやめさせてもらえる甘っちょろい立場なので、偉そうなことを言う資格はないのはわかっているのですが。。。

でも、どんなにつらくても疲れていてもフルタイム+残業までして育児や家事もこなさなくてはならない女性がたくさんいるってことも、よくわかりました。

もちろん男性も大変。一家を背負って何時間もの通勤時間に耐えて何十年も働く。。。すごいプレッシャーですよね。

帰りのぎゅうぎゅう詰めのバスで赤ちゃんを抱っこしている女性を何人も見て、最初はなぜわざわざこんな混んでいる時間に子連れで外出?と疑問に思った私は大馬鹿の世間知らずでした。

保育所から赤ちゃんを引き取って仕事場から帰宅する働く女性だったのでしょう。。。

私は20代から30代をアメリカで過ごしてきましたので、日本の働く女性の過酷さを目の当たりにすることはほとんどなかったのです。

アメリカは車社会ですし、子育て中の女性はとても手厚い保護を受けていることが多いようでしたから。

話が家計から日本の社会の働く在り方へと、だいぶそれてしまいました。

普通にみんなが気持ちよく働いて子育てできる社会を作るのって、誰がどういうふうに始めれば、変えられるのでしょうか。

それができている国も存在するのに、なぜ日本はできないのかな?

一生懸命勉強してそれぞれの夢を抱えて学校を卒業した子供たちが社会人になって待っているのがこういう社会なのって、親としても申し訳なく、悲しく思ってしまいました。

本当にいろいろ考えさせられた4ヶ月でした。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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