保護犬をお迎えして学んだこと

ひとりごと

こんにちは。まよこです。

ご訪問いただきましてありがとうございます。

今回のブログはうちのわんこと保護犬についてです。

保護犬を知ることになるまで。。。

我が家のわんこはミルクティーカラーのミニチュアダックスフンドです。

12年前のクリスマスに、生後推定6ヶ月でお迎えしました。

当時は春に16歳のシェルティを亡くしたばかりで、私はもう犬を飼うのは(正式に言うと喪うのは)とても耐えられないので無理、と思っていました。

↑結婚後に渡ったアメリカ生活を共にしたシエルティ君とコーギーちゃん。今でも2匹を思い出さない日はありません。

夫と小学生だった娘たちは、犬と暮らすのは自然なことと思っていたようで、しばらくするとペットショップに立ち寄ったりして、私はちょっと辛かったのです。

そんな私がふとしたきっかけから、保護犬と、保護活動をしている団体のことを知りました。

ブリーダーの崩壊、多頭飼育、虐待、または、高齢・病気・引っ越し・離婚・を理由に飼い主が犬を手放さざるを得なくなったなど、様々な人間側の事情でたくさんの犬が苦しんでいる現状を知り、とてもショックを受けました。

その頃、ちょうど保護犬活動が世間に注目され始めた時だったのですね。

保護犬を預かっている方のブログを読んで、喜んだり悲しんだりしました。

ペットショップで喜ぶ幼い娘たちにも教育の一環として、保護犬と、支える保護団体のことを話す機会が多くなりました。

出会い

そんな中、一枚の里親募集中の子犬の写真が私をとても惹きつけたのです。

一途に一点をみつめる媚びない横顔。どうしてもこの子に会ってみたい、と強く思ってしまいました。

それが3ヶ月の子犬だったうちの子です。

保護団体さんはドッグライフセイビングという東京で活動している方々です。

家族ともホームページを見ながら相談し、この子に会わせていただくよう、メールで問い合わせをしてみました。

メールのアンケートには、かなり細かく我が家の事情(家族構成、生活時間、過去に犬を飼った経験について、今回どうしてこの子と会いたいのかなどなど)をご説明する欄がありました。

さらに、お電話をいただき、保護活動のご説明や、いろいろな確認がありました。

そして、譲渡会に家族全員で伺い、面談となりました。

どちらかというと、うちが犬を選ぶというよりわんこ側がうちを見定める、という感じで良い意味でとても緊張しました。

はたしてうちに来てもらえるのでしょうか??ハラハラ。。。

そして、とりあえずOKをいただきました!

↑桃を買うと必ず撮る写真

保護団体の活動

ドッグライフセイビングさんのホームページを見ていただくとわかるのですが、保護したわんこ達にはとても厚いケアが施されます。

病気治療から体力回復、心のケア、社会に適応できるようにお勉強させることなどなど。。。

そしてその子にぴったりのご家庭を慎重に選び、二度と辛い目に合わぬよう、残りのワン生を最高のものにするために、本当に心を尽くされています。

子犬のケアはそのかわいらしい見かけと違って、人の子と同じように手がかかり、大事な時期となります。

うちに来ることになったわんこも、面談してから2ヶ月間、みっちり預かりさんのもとで、他のわんこたちと社会勉強をしてから、12月にやっと来てくれることとなったのです。

待ちに待ったお約束の12月25日のクリスマスの日、保護団体の方がおふたり、電車に乗って東京からわんこを連れてきてくれました!

この時点でまだ譲渡は決定ではなく、1週間のトライアルの開始です。

6ヶ月になっていたわんこ君は、期待通りの元気な甘えん坊でした♡

しかも、本当に頭の良い子で(このあたりは親バカです)当日からトイレの場所も覚え、ごはんの「待て」もできていました。

トライアルが終わって正式譲渡になったあとも、団体の担当の方とはお互い連絡を取り合い、わんこの様子や指定獣医さんでの去勢手術、フィラリアの薬の手配、しつけの問題など、なんでも相談させていただきました。

素晴らしい家族とのご縁を結んでいただき、心から感謝しています。

犬を家族に迎えるということ

犬を迎えることは、命を預かり、幸せなワン生を過ごしてもらい、安らかな最期を看取ることです。

淋しい思いや、辛い思いをさせず、常にそばにいて、語りかけて、撫でてあげることです。

これは、ある意味人間の子供を育てるよりも大変なことでもあります。

多くの場合、自分の子供は自立して親元を離れ、自分より長生きします。

犬の場合は、子犬の時のかわいさが一生続きます。

思春期や反抗期も更年期もありません。

本当に愛しくて大事な大事な家族として過ごせます。

でも、ほとんどの場合、自分より早く逝ってしまうのです。(そうあるべきなのですが。)

子供と同じくらい愛しい存在を看取らなくてはならないこと、これは文字通り身を切られるように辛い悲しいことです。

これを覚悟の上でペットを家族として迎え入れなくてはなりません。

中途半端な覚悟でペットを飼う人、無責任にペットを売る人がいるのは本当に悲しいことです。

保護団体さんと話すと、一匹でも多く幸せになって欲しい、という気持ちが痛いほど伝わります。

先日、「定年になったら、健康のために犬を飼うのもいいですね。」という記事を読みましたが、とんでもないことだと思いました。

そんな人は健康器具を買うべきです。

犬は15年以上生きてくれることが多いですが、お金もたくさんかかりますし、高齢になったら足腰が弱くなり、介護が必要な場合もあります。病気にもなります。

55歳過ぎたら子犬を飼うのは考えものだと、私は思います。

我が家のわんこは13歳になります。私達にとって、犬を飼うのは最期になるでしょう。

でも、私達は犬が大好きなので、どんな形でも良いから、今後も保護団体さんのためにできることを探していこうと思っています。

↑娘が写真を加工しました。。。

保護犬について、上手くお伝えするのは難しいです。

今後、犬を飼おうと思っている方、是非保護犬について知っていただきたいです。

いろいろの団体さんが丁寧なホームページを作っていらっしゃいます。

それぞれの団体さんで様々な考え方、やり方がありますので、ひとつではなく、たくさん見てワンコたちの現状を把握して、保護犬をお迎えするという選択をしていただけるといいな、と思っています。

ここまで読んでいただいてありがとうございました♪

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