こんにちは。まよこです。
ご訪問いただきましてありがとうございます。
7月24日は土用の丑の日です!
先ずは鰻の購入から
この日ばかりはしかたないよね!(←言い訳)
とばかりにスーパーで中国産のうなぎ1パック買ってまいりました。
1090円也。国産だと一尾2倍のお値段でした。
私は子供のころから、この世で1番うなぎが好物です。
特にタレがしみこんだご飯が大好きなので、実はうなぎ自体にあまりこだわりがないという、お得な奴なのです。
さすがに小骨が多いのは遠慮したいけれど、蒸してやわらかいのも、皮がパリッと焼いてあるのも同じくらい好き。
アメリカに住んでいたときは、近所の中国スーパーで、まさに中国産の真空パックのうなぎが一尾300円くらいで売っていたので、冷凍庫にたくさん常備していました。笑
帰国後、優しい夫はそんな私をあちこちの老舗に連れて行ってくれましたが、あれはね。。。
着物の女将とかにご案内されて、煮こごりとか上品な小鉢があれこれ出てきて、どうもリラックスできません。
しかも、うなぎ様はものすごくお高くて、なんだか胸がいっぱいでお味もよくわからなくなってしまうのです。(←貧乏性)
養殖とか天然とかの違いもわからない私です。
やっぱり、適当なお値段のをスーパーで買ってきて、おうちでうな丼にして、タレも好きなようにかけて、わかめときゅうりの酢の物と食べるのがサイコーです。
パック鰻をおいしくひと手間
ここで、私がやっているスーパーの蒲焼を簡単なひと手間でおいしくいただける方法をご紹介します。
テレビやネットでも同じようなことをやっているので、一般的なことですが。。。
1.うなぎをパックから取り出し、ザルの上において、たっぷりと熱湯をまわしかけて、べっとりとついたタレを流す。
2.水気をペーパーで優しく拭き取り、フライパンに敷いたアルミホイルの上にセット。
3.日本酒を軽くふりかけ、フライパンに蓋をして3分くらい蒸し焼きに。(トースターでパリッと焼いても)
以上です。タレはついているのでもかまいませんが、醤油・みりんを大さじ3、酒・砂糖を大さじ1.5をまぜたものを好きな濃度に煮詰めればかんたんに作れちゃいます。
山椒もあればいいですね〜。でも、適量にね!
以前、両国あたりの鰻屋さんで、ガチの山椒の実(生)をご主人が持って来てくださったので、せっかくだからとひとつ噛んでみたら、その辛いこと!痺れること!
その後のうなぎのお味がよくわからなくなったのは、言うまでもありません。。。涙
鰻料理あれこれ
一尾を家族4人で食べなきゃなんない。。。なんてときは「うまき」や「うなぎときゅうりのちらし寿司」にするとお得。
思い出にあるのは、以前アメリカの寿司ロール専門店で食べたのは「ドラゴンロール」。
これはうなぎの蒲焼を巻いた太巻きに、海苔の代わりに薄くスライスしたアボカドがみっちりとかぶせてある一品で、見た目も龍のように美しく、おいしいものでした。
話は違ってしまいますが、この寿司ロール専門店は他にも「あ!」っと驚く素晴らしいメニューがたくさんありました。
また食べたいのは、カリフォルニアロールに天ぷら粉をつけて揚げてあるもの。
エビの天ぷらと辛味のついたマヨネーズを巻いて、とびこがびっちりついてるもの。
サーモンスキンロールは、中身はサーモンを巻いた太巻きで、パリパリの鮭の皮が外側のものでした。
土用の丑の日はなぜ鰻?
ところで、夏バテを防止する食品として、すっかり定着した土用の丑のうなぎですが、歴史は意外と浅いのです。
これも有名な話ですが、時は江戸後期。発案者はあの平賀源内先生。
夏にこってりしたうなぎの蒲焼が売れずに困っていた鰻屋の店主に相談された源内先生のマーケティングによって、土用の丑の日に鰻を食べることが江戸の人々に広められたそうです。
もともと古くから、丑の日には「う」のつくものが食べられていたとのこと。(洒落好きの江戸っ子らしいですね。)
例えば、うどん、うり、梅干しなどですね。これにさらにスタミナの付くうなぎがすぐに受け入れられたのも、わかる気がします。
昨今は天然ものは珍しく、養殖がほとんどで、しかも価格も高騰していて、とても江戸時代のように庶民が簡単には食べられなくなってしまった鰻。
生態もわからないことが多く、養殖の現場でも稚魚を確保するのが難しいらしいですね。
調理も職人技で、とても素人ができるものではありません。
以前本で、鰻の血には毒があって、目に入ったりすると大変なことになると読んだことがあります。
こうして、たくさんの人の苦労を思い感謝しながら、今夜はおいしく鰻をいただいて、夏場を乗り切りたいと思います。
↑実家にはこちらをよく贈っています。とても評判が良いです♡
ここまで読んでいただいてありがとうございました♪
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