こんにちは。まよこです。
ご訪問いただきましてありがとうございます。
「剣客商売」を読んで・・・
大好きな池波正太郎の「剣客商売・陽炎の男」を読んでいたら、ショッキングな箇所がありました。
要約すると、子供に絡んでいた浪人を、怪力の老婆が追っ払った、という話なのですが。
「五十がらみの白髪頭の婆さん」「金時婆さん」と記されていて。
「ああ、私も婆さんと呼ばれる年齢に達したのだなあ。。。」(56歳なのでとっくに)
しんみりしてしまいました。(笑)
ちなみに、この女性は浪人を橋から川へ放り込むほどの怪力なので、かの有名な大江山酒呑童子(鬼)を退治した坂田金時(きんたろう)にちなんで「金時婆さん」と呼ばれているとのこと。
(画像をお借りしました)
うーん、金時婆さんの怪力ぶりは特殊な例としても、昔は美容に気を使う余裕が今よりなかったわけですから、実際より見た目は老けていたのですよね。
でも、体を動かす労働は多かったので肉体は鍛えられて若かったのかも。
男性にしても、50歳をすぎると商売は若旦那に任せて、大旦那の自分は隠居の身になり、ちょっと郊外に隠居亭を持って、若い妾を囲う。なんて話がよく出てきます。
時代劇に出てくる隠居さんは、千利休みたいな地味な着物に頭巾みたいなのを被って杖をついていますが、これもやはり見た目だけで、実は50代。
中身はまだまだ若い者に負けてないって感じですよね。
見た目の若さを取るか、肉体の若さを取るか微妙なところですが、せっかく現代を生きているのだから、どちらもバランス良く若め寄りでいきたいなぁ。
という読後感想でした。(しょうもない。。)
脳が老化すると・・・
脳が年を取ると、予想想定外なことや、驚くこと、新しいことを嫌がるようになるそうです。
思い当たるふし、あるあるです。
私は昔から読書が趣味でしたが、若い頃は推理小説や、ホラー、どんでん返しの結末のものを好んでいました。
ところが。。。最近はエッセイや時代物ばかり!
穏やかな内容や、絶対に善人が勝って、悪人が裁かれる勧善懲悪ものが大好きになってしましました。
これはまずいでしょうか?
筋肉と同じでもっと脳に刺激を与え続けないといけないのかな?
五感も老化すると・・・
同様に、味覚や嗅覚も鍛えないと老化してしまします。
50代になって、ときどき料理の味、お味噌汁のかげんがよくわからなくなるときがあります。
娘に味見してもらったりして。
若い頃は複雑なスパイスを使った料理や、凝った調理方法のソースを好んで、わかったような口を効いていましたが。
(↑昔食べた、コースの一品。どこが食べ物かわかりますか?)
近頃は、旬の新鮮な素材をなるべくシンプルに料理したものに惹かれます。
ケーキも何層にも違う味のスポンジやクリームを重ねたものが好きでしたが、今は和菓子や焼き菓子が好き。
複雑な味は、「なんか、疲れる〜」と感じちゃうのです。
これはさらにマズイ。。。もっと新しい料理にも挑戦して、感覚を若く保たなければ!
と思う反面、「年齢に逆らわなくても、シンプルなものを喜ぶ幸せを味わうべき。」とも考えます。
嗅覚にしたって、若い娘たちはしょっちゅう
あれが臭い!これが臭う!とあれこれ文句ばかり言ってますが
私はあんまり感じません。笑。嗅覚に鈍感って、けっこう快適かも。
でも、清潔感は保たないとね!
悩ましいお年頃なのです。
いずれにせよ、年齢を重ねることは、やらなきゃいけないことが多くて大変!とても隠居をしているひまはないようです。
目指すはまあまあな見た目の「金時マダム」かな?
↓我が家ではこれを使わされています(by娘たち)
↑こちらは珍しいレモンティーの香り♡フルーティーなかわいい香りでおすすめです。
あまりお店で見かけませんよね。。。
↑これも品の良い香りでした!烏龍茶かなぁ?って感じはしますが、好き♡
あらあら、色々あってきりがないわねぇ。。。
ここまで読んでいただいてありがとうございました♪
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